積極的な行動のための4つのパターン別手法
2018/01/28
だれもが楽に生きたいと考えるものです。
ですが現代を生き抜くためには必ず努力は必要なもの。
積極的に行動して勝利を掴むためのちょっとしたコツをパターン別にご紹介したいとおもいます。
ゴールとその先をイメージする
まず行動をおこす前提として、その行動が将来の自分にとってどういった影響を与えるのかをイメージする必要があります。
なんの意味ももたない行動をとろうとは思えないですよね。
「勉強することで将来稼げる仕事に就きたい」
「尊敬される人になりたい」
「痩せて綺麗になりたい」
「コンプレックスを克服したい」
「お金を稼いで不自由ない生活をしたい」
さらに大切なのはその先をイメージすることです。
目標が達成された後の将来を想像し、どんな楽しい未来が待っているのかを強く具体的にイメージすることで目標に対する執着心が芽生えます。
「痩せて好きなあの人に告白をして、あそこにデートにいって、二人で手をつないで、プレゼントは・・・」
「勉強して資格を手に入れて、あの企業に入って、給料は○円もらって、好きなあれを買って・・・」
「甲子園で優勝して、家族や学校に褒め称えられ、プロ野球選手になって、年俸は・・・」
繰り返しになりますが、まずは目標とその先をイメージを強く持つことです。
これをなくして努力や行動はありません。
①やる気の出ないあなたへ
まずは始めてみる
「勉強、仕事、家事
やらなければならないことは沢山あるけれどやる気が出ない・・・」
大変な事ほどなかなか動くことができず腰が重くなってしまいますよね。
まずは簡単なことから始めてみましょう。「大変な事」という認識が行動開始を邪魔しています。その感覚を一度外してあげるのです。
たとえば仕事で資料の作成が課題であった場合、資料のタイトルや作成者の名前など「簡単にできることだけやろう」という気持ちでパソコンを開くのです。
皿洗いであれば、「コップだけ洗うか」という気持ちで始めてみましょう。
勉強の場合は「1ページだけやる」という気持ちで始められれば十分です。
始めるまでのハードルを下げてまずは何がなんでも始めましょう。
部屋の掃除をやっているとどんどん気持ちが乗ってきて「本当の自分は掃除好きなのではないか」と思うほど熱中してしまう時があります。
やっているうちに気分が高まってきて面白いくらいにスイスイ進んでしまうことがみなさんの経験の中にもあることと思います。
これは心理学用語で 「作業興奮の原理」 とよばれます。作業を行っているうちに脳内のドーパミンが分泌されて楽しく作業を行える状態になります。
②決断をするあなたへ
準備はいらない
入念な準備をして計画を実行するのがよいと一般的には言われています。その方が失敗のリスクが少ないからです。
しなしながら、準備に時間をかけすぎていては時の運を逃してしまうこともしばしばあります。
成功する起業家や経営者の多くは見切り発車で事業を始めている と聞きます。
走りながら準備をして修正していく方法で結果を出しながら伸ばしていきます。
そうしなければ他者におくれをとって競争に負けてしまうからです。
また、つねに崖っぷちに立つことで危機感から思いがけない底力を見せることがあります。
追いつめられると人はあらゆる可能性を模索して実行しようと一生懸命になれます。
それを知っていてあえて窮地に飛び込むのです。自分の性格を理解して利用しているともいえます。
充分な準備をしないと不安で仕方ないという気持ちも分かります。
ですがそれは充分な準備がなければ行動しないということにも繋がっているため非常に危ない考えです。
行動を起こさなければ結果は生まれず、何も得ることはできないままです。
③人前が怖いあなたへ
恥ずかしいトレーニング
人間の脳は新しい体験を行うときに緊張してドキドキする仕組みになっています。
脈拍を上げて脳に酸素を供給し、脳の働きをよくして神経を集中させるための仕組みです。
ですが時にその緊張があまりに強すぎると冷や汗が出て顔が真っ赤になり体が固まってしまいます。
これを「赤面恐怖症」といいます。
皆の前で緊張して頭が真っ白になるのが怖くて人前に出たくなくなってしまいます。
実は私はかつて赤面恐怖症で非常に悩んでいた時期がありました。
皆の前でプレゼンテーションをする際にどうしても緊張して赤面し、次の言葉が出なくなってしまうのです。
今でもまだ完全には克服できていませんがある程度のことは大丈夫になりました。
私の場合は「恥ずかしいトレーニング」を積んで自己治療しました。
恥ずかしいトレーニングとは、恥ずかしいことをあえて行い緊張に慣れるトレーニング法です。
まずは簡単なことからスタートします。
街角で合った知らない人に話しかけてみます。
内容は「雨が降りそうですね」とか「寒いですね」などの簡単なことですが、それだけで心臓がバクバクいっていました。
自分で道を知っているのに人に尋ねたりもしました。
意外に人は親切に反応してくれるものですよ。
あまり一人で行かない場所に行くのもかなり緊張します。
例えば動物園や遊園地、焼肉、花見、お祭りなど。
周りの目が気になってしょうがないです。
全然緊張しない人にとっては「これのどこがトレーニング?」と思われるでしょうが、赤面恐怖症の人にとってはとても難しいのです。
犯罪はダメです。
周りに迷惑をかけないようにだけ気を付けてください。
最終的にはスーツにちょんまげで町を歩いたり、大衆の前で靴を耳にあてて「もしもし?あれ電波が悪いな」と言ってパフォーマンスができたら完璧です。
警官に職務質問される危険性もあるので注意してください。
④選べないあなたへ
悩まない
悩んでいる時間があるならやってしまいましょう。
どうしようかと考えている時間でできることもたくさんあります。
どちらにしようか迷うのであればどちらもやれば良いだけです。
私が常に信条としているのは 「迷ったら両方やる」 ということです。
買いたい服が2つあってどちらか選べないのであれば2つとも買います。
高い買い物でもどうしても欲しければ買います。
そのせいで本屋にいくと1万円くらいは軽く使ってしまいますが(涙)
やらないで後悔するくらいならやって後悔した方が納得がいきます。
やってみてダメだったのならしょうがないです。
人生は挑戦と失敗の繰り返しで、その中で少しだけ成功があるから喜べるのです。
「だからこそ人生は楽しいのだ」と思うことです。
「学生時代、好きだったあの人に告白すれば良かった・・・」と多くの方が思うことですが、やらなかった後悔というのは人の心に大きく印象に残ります。
「健康に気を遣っていればよかった」
「感謝の気持ちを伝えていればよかった」
「学生時代ちゃんと勉強していればよかった」
「自分の好きなことを大事にすればよかった」
みんなそれぞれの後悔をかかえて死に際を迎えるでしょう。
そうならないために今からできることはやっておくのです。