SNSで個人情報流出して人生終了!!あなたの投稿は大丈夫?

      2017/07/26

今は誰もがやっているSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)

LINEやFacebook、Twitter、Instagramなど、個人の最近の出来事を発信してみんなで共有するのに便利ですよね。

 

今時は小学生や中学生もスマホを持ってSNSを使ってます。

 

でもきちんとインターネット利用のリスク管理をしないと、 いじめ問題援助交際トラブル児童ポルノ個人情報流出 に発展する危険もありますよね。

 

 

 

公開してないのに名前や住所がバレる?!

SNSでは自分では言っていなくても個人情報がバレてしまうことがあります。

 

「私は個人情報は公開してないし、管理はしっかりしているよ!」と自分で思っていても、だいたいは 写真や動画がきっかけ でバレていきます。

 

 

学校・住所・名前がばれる

 

「今日は学園祭でした」

「成人式行ってきた!」

「花火祭楽しかった!」

 

何気なく撮った写真でも、背景に写った建物からだいたいの住所がバレます。

ページを見る人がたくさんいれば、 「近くに住んでいて見覚えがある」という人 が出てきます。

 

また、イベントの日付からも住んでいる地域が絞り込まれていきます。

 

だいたいの場所が分かれば学区から通っていた小中学校も分かります。

さらに学校の卒業生を検索してその子のSNSを通してターゲットの子の名前を聞きだします。

 

こうして広い範囲から情報を集めてどんどん絞り込んでいき特定するのです。

 

 

誰が調べるのか

普通は名前や住所を特定するまで調べる人はいないでしょう。

 

しかし人気のある人や、熱狂的なファンがついている人、もしくは悪いことをして恨まれている人は、全国のネットをしている人の力によって徹底的に調べ上げられてしまいます。

 

ターゲットになりやすい人

  • 可愛い女の子
  • 人気者
  • 目立ちたがり屋
  • クレーマー
  • 犯罪者
  • マナーの悪い人
  • 悪質な行為を繰り返す人

 

もともとは犯罪者を吊し上げにするためにできたネットワークですが、大好きな女の子を追いかけているうちにどんどん知りたくなってきて行動がエスカレートする人もいて現代で問題になっています。

 

 

児童ポルノ被害が続出!

「裸の写真送ってよ」

「下着姿見せてよ」

と言われ、写真を撮って送ってしまい、それが拡散してしまう被害が急増しています。

 

最終的にいじめが発生して転校したり、学校を退学処分になったり、就職に不利になったりと一生傷を背負うことになります。

写真はネット上から絶対に消えることはありません。

 

被害者は最初は悪い人とやりとりしている認識はありません。

 最初は仲の良い友達 だと思って2人だけのコミュニケーションをしているつもりなのですが、途中から相手が変貌してエスカレートするのがだいたいのパターンです。

 

最初は同じ女子のふりをしてターゲットに近づきます。

 

そして女子になりすました写真を貼って「私も見せたんだから見せてよ」といい、ターゲットの写真を手に入れます。そうしてやりとりしていくうちに取り返しのつかないことになってしまうのです。

 

また、実際に仲がよいSNS上の友達でも、ちょっとしたきっかけでケンカになり、前に送った写真が拡散されてしまうこともあります。

 

 

画像から指紋が取られる?!

年々カメラの進化がすすみ、スマホのカメラでも高画質になっています。驚くべきことに、今はピースサインをして撮った写真から、指紋が抜き取られてしまいます!

 

スマホやPCの指紋認証など、セキュリティにも使われる指紋。

 

これが知らない間に抜き取られてしまい、セキュリティが外されて中の情報が見放題、個人情報の悪用もされ放題です。

 

 

SNSをするリスク

TwitterやFacebook、Instagramをするのであれば、上記のようなリスクがあることは承知で始めなければなりません。

迷惑メールやいたずら電話、自宅への手紙、画像や情報の拡散など、ストーカー被害にあう可能性はゼロではありません。

 

「私は大丈夫じゃない?周りも平気でやってるし」そんな軽い気持ちで始めた人が実際に被害にあっています。

 

 

個人情報を流出させない4つの対策!

徹底対策①
SNSをしない

やらなければOKです!

でもどうしてもやりたい人は以下の対策法をどうぞ。

 

徹底対策②
公開を友達だけにする

自分の知っている特定の友達だけが見れるような設定にしておけば、悪い人が近づいてくる可能性は低くなります。

 

徹底対策③
いいね!をしない

いいね!をすると自分の情報が相手のページ上に登録されて見れるようになります。

「お友達になりたいです!」と言ってストーカーが始まるきっかけになるかもしれません。

 

芸能人になりすましてSNSをする人もいますので、実際に会ったことのない人には「いいね!」は使わないようにしましょう。

 

 

徹底対策④
情報公開しない友達だけのグループ

自分が気を付けていても友達の使い方が悪くて自分に飛び火してくることもあります。

 

友達も全員公開しない設定にしてもらって仲間の中だけでSNSを使うようにしてしまいましょう。

メールの延長のような感覚にとどめておくのです。特に小学生や中学生の間はこれがオススメです。

 

ほかの友達が公開していて「いいね!」の数を自慢してきたとしても、無視する心の強さも持つ必要があります。

 

 

人工知能がSNSを支配する時が来る?!

これからは人工知能を利用してSNS犯罪をする人も出てくる可能性があります。

 

人のふりをして女子の行動心理を熟知した人工知能が近づいてくるかもしれません。

詐欺に合いやすい人の行動パターンに当てはまった人だけにSNSの発信をして近づく人工知能も出てくると思います。
すでに現段階でAI女子高生りんながLINEやTwitterを実際にやってます。

これは2015年から始まったプロジェクトで、さらに翌年の2016年にはTwitterをするTayという人工知能も開発されました。

 

人間と区別がつかないレベルでしゃべれるようになるのも時間の問題です。

 

 

また、人工知能は自分で考えて自分で行動するロボットですから、今まで人間では労力が多く必要だったことでもどんどんやってくれることになります。

 

特に 画像分析は人工知能の得意分野 なので、人物や背景から個人を特定するのは簡単でしょうね。

 

 

インターネットが広まったのが15年前と最近なのに、今はいろんな詐欺やトラブルが絶えませんよね。

 

技術が進歩すれば新しい犯罪はどんどん増えていきます。たぶん人工知能を使った犯罪は今後10年以内に出てくるでしょうね。

 

利用者側のネットリテラシー(ネットを使いこなす力)と自衛の力が今後ますます求められてきます。

 

 

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