全ての人に敬意を!人の数だけ個性がある

      2018/05/28

人にはそれぞれが持つ良い部分が必ずあります。

どうしても嫌な部分が目についてしまうのが邪魔しているだけで、どんな人にも絶対に良い部分はあります

 

しかも当の本人ですら気づいていないことが多いんですよね。

日本人の謙虚な気質というものでしょうか。

 

自分とは違うものを否定するのではなく、相手の個性を受け入れて尊重する気持ちが大切ですよね。

 

 

個性は財産

年齢は関係ない

年下だから経験が足りないというのはありません。

 

その人なりの経験値を積み、特化して優れている部分が必ずあります。

 

生きていて何もしていないということはありませんよね。

周りの環境があり、少なくともそれに動かされて行動しているはずです。

 

趣味などの好きな事を極めているかもしれません。

そこにも精神の成長があり、他の人にできないこともあります。

 

 

性別は関係ない

男性と女性に優劣はありませんよね。

それぞれに良いところがあります。

 

また、性別の狭間で思い悩む方も大変だと思います。

周りからの目や自分自身の進路に本当に悩むと思います。

 

でもポジティブに考えると、男性と女性の両方の人生を1回で味わうことができるのです。

両方の気持ちが分かるというのも利点ですよね。

他の人にはできないことができそうです。

 

 

国籍も関係ない

国が違えば文化も違います。

 

自分の思うようにならないからといって差別するのは良くないですよね。

むしろ日本にいることでは知り得ない文化や考え方を学べるチャンスだと私は思います。

 

 

貧富も関係ない

貧困にあえぐ家庭は本当に大変だと思います。

不自由な体で働けない方も大変です。

 

こうした人生の苦難を背負っている方に惜しみのない敬意を表します。

 

最初は本当に絶望して自ら命を絶ちたい気持ちだったと思うのです。

それを「生きたい」という気持ちで立ち上がって頑張っています。

 

そんな人を馬鹿にすることはできません。

自分がその境地だったら絶対精神的に耐えられない、と自分に置き換えてみると分かると思います。

 

自分も明日交通事故で怪我をして足をなくすかもしれません。

だれにでも起こりうることです。

 

逆境の中で諦めずに生き抜く人は、本当に心が強い人だと思います。

 

 

他人の良い所を探そう

全ての人を尊敬する気持ちで、相手のよいところを探すクセを身に付けましょう。

 

どうしても人は相手のダメなところに目が向きがちです。

 

他人を蹴落とし、自分を正しいとすることでアイデンティティ(自分への自信、存在価値)を持とうとするのです。

自分の方が優位に立ちたいという願いが出てしまいます。

 

 

みんな自分とは違う人生を歩んできています。

一番近い兄弟や親も全然違う性格をしているはずです。

 

ましてや他人では全く違うのが当たり前ですよね。

完璧な人間はいないので直した方がよい部分もあるとは思いますが、それ以上に良い部分も持っているはずです。

 

その前提で人とお付き合いするように心を持ちましょう。

 

たとえば。

人の気持ちが分からない最低な上司だったとしても、そのポジションに立つだけのスキルがあります。

 

怒鳴るだけのお父さんが嫌いだったとしても、子育てのために職場で一生懸命働く姿があったり、子どものことを誰よりも心配していたりします。

 

その表面からは見えない裏の部分を見ていないだけなのです。

 

 

相手の立場になったつもりで、気持ちを理解することが良い部分を見つける近道です。

 

嫌いだから近づかないのではなく、嫌なことをするのはどうしてだろうと相手の気持ちを考えてみましょう。

 

他の事のストレスがたまっていてイライラしているのかもしれません。

話を聞いてあげれば、仲良くなれるかもしれませんよ。

 

 

自分は何が得意なのかを考える

「自分には個性なんかない」

「特別な特技なんてない」

なんて落ち込んだりしてませんか?

 

大丈夫ですよ。

あなたにも他人がうらやましがる特技があるはずです。

まだそこに気づいていないだけなんです。

 

自分は何もできない凡人だと落ち込むのではなく、何が得意なのかを真剣に考えてみましょう。

幼稚園や小学校からさかのぼって考えてもよいかもしれません。

 

・絵を描くのが得意だった
・おしゃべりするのが好き
・一人で作業するのが得意
・好きを継続できる
・本を読むのが好き
・食べることが好き

人間というのは、言語能力や芸術能力などのパラメータで一概に表せるほど簡単ではありません。

 

人の数だけ個性があり、スキルがあります。

 

一部分だけを見て、自分は人より劣っていると感じる必要はありませんからね。

 

1つ不得意なことがあるからといって落ち込んだりせずに、自分がすでに持っている得意な事を伸ばして、それができる仕事を選べば良いと思います。

 

できることを伸ばしたほうが簡単で何より楽しいですからね。

 

 

良い部分を見つけるメリット

相手を思いやることで人間関係が良くなるのはもちろん、他人や自分の良いところが見つけられるようになれば、ポジティブに生きられるようになります。

 

ポジティブ思考力はピンチをチャンスに変えるためのスキルのひとつです。

 

ひとつの面だけ見るのではなく、裏側や側面も見ることで視野が広がり、難局を切り抜ける力にも繋がります。

 

 

相手のことを尊敬できるようになると、その人の多くの面を知ることとなり勉強できるというメリットもあります。

 

人のいい部分を見つけて自分の性格のなかに吸収していきましょう。

 

 

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