大学には進学するな!!意味のないものにお金と時間を無駄に使う気?

      2018/03/11

私には今3歳になる息子がいますが、この子には絶対に大学に進学してもらいたくないと思っています。

 

なぜなら、大学に行く意味が現代では薄れているからです。

私自身大学を卒業しましたけど、社会に出て役に立った知識は全くありません

マジで4年間無駄でした!

 

 

ここでは、大学がいかに無意味な機関なのかを説いていきます。

これから世の中にはばたいていく若い世代の方にこんなことを話すのは酷ですが、知っておかなければならない現実を受け止めて、将来の危機を回避してほしいです。

 

 

今は『いい大学に行く=いい職につけて安泰』ではない

終身雇用が一般的だった昭和の時代は、いい大学に入っていい職場に就けば60歳の定年までエスカレーター式に給料が上がって生涯安泰という構図がありました。

 

でも今は全然違いますよね。

うまくいい職につけたとしても、定年まで働くことができる人は少ないです。

リストラにあったり、不可能な量の仕事を押し付けられて自己退職を余儀なくされたりします。

 

サービスや商品性能を向上させないと企業は生き残れない時代なので、労働者の負担も年々増すばかりです。

 

年齢によって上がり続ける周囲からの期待に応え続けるのもツライですよね。

キャリアが長いからといって昇格させられても、半年後に成果が上がらなければすぐに降格ですからね。

そんな組織に嫌気がさして職を転々とすることになります。

 

 

AI(人工知能)が仕事を奪っていく中で生き残れるか?!

現代でも働き手のポストを奪い合っている世の中なのに、これからはAI(人工知能)の登場でさらにイスの奪い合いが加速します。

 

2045年にはAIが人間の能力を超えて成長し、わたしたちの仕事をどんどん奪っていきます。

 

企業からしてみれば病気や過労で体調不良になる人間よりも、ロボットを雇ったほうが断然ラクです。

ロボットは不平不満を言わないですし、集中力という概念がなくずっと同じパフォーマンスを維持することができます。

高い給料も払わなくていいですし、社会保険料も支払わなくてすみます。

24時間稼働させてもブラック企業とは言われないですし、AIを活用するメリットはあまりに大きいです。

 

そんな中、私たちは人間にしかできない仕事で生き残らなければなりません。

 

《人間にしかできないこと》

  • 会話コミュニケーション
  • 人を感動させること
  • 信頼関係を築くこと

 

これらがない人は組織から必要とされなくなってしまいます。

たとえば人と人の繋がりが必要な営業職は残り続けます。

AIは文章や動画で商品説明はできますが、やっぱりお客様心理として「口頭で説明してほしい」「分かりやすくまとめてほしい」「俺にあった説明をしてほしい」という人は一定数います。

そういった需要があるので営業職は残り続けます。

 

「この人からなら安心して商品を買える」という信頼を得るのはAIではできません。

商品自体の性能も大事ですが、営業マンの”人の良さ”を見て購入を決めている人は本当に多いです。

 

AIが仕事を奪っていき”人間力”が必要となるこれからの世の中に、大学で学ぶ机上の理論が役に立つのでしょうか??

 

アメリカの大学ではAIへの危機意識がかなり高く、すでにディスカッション能力・リーダーシップ能力・プレゼンテーション能力・創造性などの人間にしかできないスキルを高める授業が広く導入されています。

アメリカでは世界競争に勝てる人材を育てるために国をあげてAIに対抗するための教育を進めているといいます。

日本でもその分野に力を入れているところがあるなら入学して勉強するのもアリですが、日本では教える側の教師・講師に対する教育が進んでおらず、まだまだこれからといった現状です。

 

 

大学で学ぶことって何?将来役に立つの??

大学に進学して学ぶことが将来役に立つなら行ってもいいとは思います。

 

でも私が大学に行って学んだことは、社会に出て役に立つことは一切ありませんでした。

役に立ったのは4年続けた部活動で学んだ根性だけです。

 

私は経済学部を卒業したのですが、経済活動がもたらす社会変化や環境問題について学んだだけでした。

話が地球規模で大きすぎて、私個人にはハッキリ言ってどうでもいいことです!

 

私の大学が中途半端だったのもあるとは思いますが、授業を出席して期末の論文を提出すれば単位がもらえて卒業できます。

そんな感じなので身を入れて聞く気にもなりませんでした。

 

ただし自分が学びたいことがある場合や、大学でしかできないことがあるのなら行く意味はあると思います。

高い機材を買わないとできないこととか、尊敬する偉大な講師がいてそこで学びたいとか、一生モノのスキルを身につけたいとか。

 

でも、「ただなんとなく」「周りの友達が進学するから」「親に言われて」「とりあえず行ってから意味を見つける」なんて考えだったら、絶対に行かないほうがいいです。

お金をドブに捨てるようなものです。

時間を損してない分捨てるほうがマシかも?!

 

 

大学でかかる費用は将来本当に回収可能??

大学に通う費用ってどれくらいか知ってますよね。

ざっくりでこんな感じです。

受験料 2万円
入学金 30万円
年間授業料 100万円

 

その他にも高い教科書・資料を買ったりして4年間でトータル500万円程必要になります。

大学教授が自分で出した教科書を売って5000円とかとるんですよ。ボッタクリもいいとこ。

 

これを親の貯金や給料から出す場合はまだマシで、奨学金に頼ろうとなるともっと大変なことになります。

最初に借りた500万円は利子がついて最終的に700万円で返さないといけないからです。

 

4年で700万円使うことになるんですよ?バカバカしくないですか?

大学卒で就職すると給料が少し上がったりしますけど、せいぜい2万円がいいところ。

割に合っているのか真剣に考えたほうがいいですよ。

 

しかも最初の就職先でうまくいかずに退職してしまうと、新卒という肩書きはなくなって前の職場での実績だけが評価の対象になります。

つまり、大学を卒業したことが評価されるのは最初の就職の時だけということ。

そんなのに500~700万円を使って意味あるのでしょうか?

 

それよりも大学に通っていた4年間で社会に出て働いて、ビジネスマナーや仕事のスキルを身に付けて昇格するほうが断然良いです。

大学に行かない分低コストで、しかも将来ずっと使えるスキルを学べるので昇格も早い傾向があります。

 

私の友人に大学に行かずに就職した人がいたのですが、その人は21歳の頃にすでに月30万円を稼いでいました。

大学に行って遊んでいる人たちと比べて社会人スキルは全然違いますし、本当にカッコイイと思いましたよ。

 

 

勉強が役に立って成功する人・成功しない人

大学に行ったことで成功の階段を駆け上がれる人はほんのわずかしかいません。

東大・早稲田・慶応などの一流大学以外の大学は、ネームバリューはほとんどありません。

 

会社に入って「偏差値70くらいの大学です!」って自慢したとしても、会社の人には「へ~!すごいね!(それがどうした)」「頑張ったんだね!(仕事で結果出せよ)」としか思われません。

 

「勉強ができる=仕事ができる」ではないので評価されるのは結果を出した時だけです。

それが分からない学生気分の新卒は、扱いが面倒くさいとも言われています。

 

「オレは学生時代こんなに勉強してきた」

「自分にできないことなんてないはず」

「あいつのほうが学力が下」

なんてプライドだけが高い状態だと、上司に嫌われてなかなか出世できません。

 

 

今までの勉強が本当に役に立つのはこんな時です。

  • 未習得の仕事を学ぶ時
  • 無理難題を言われた時
  • なかなか成績が上がらない時

 

ようは、「困難に立ち向かう姿勢」に意味があります。

自分の能力以上のことをやらないといけなかったり、経験したことのないことに新しくチャレンジする時なんかに、集中力や学習する力が発揮されます。

 

そうした力を身につけるために勉強をしてきた人は成功するでしょうね。

 

でもそれって大学で学ぶことでしょうか?

高校でも充分学べませんか?

 

「大学は遊ぶところ!」「遊んでいる先輩(兄)の話をよく聞く」なんて人は、大学に500万円払って遊んでください。

後で困るのは自分ですからね。

 

 

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