数学・算数の勉強は超重要!意味ないなんて言ってたら人生終了だよ?
2018/05/30

「勉強って将来役に立つものなの?」
「どうせ大人になってから使わないじゃん!」
「意味ないのに努力したくない!」
なんて思っている学生さんたち!
大人になってから「マジで勉強しとけばよかった…」なんて後悔しても遅いですよ。
実際にそういう大人は多いです。多すぎます。
今回は、中学校・小学校の算数・数学の重要性にスポットライトを当ててお話していこうと思います。
将来あなたが大人になった時に、
「人生終了wwwwwオワタwww・・・
マジで・・・
おわった・・・」
ってなりたくなかったら面倒臭がらずに最後まで読んでください。
社会人になったら算数・数学はめっちゃ使う!
大人になってお金を稼ごうと思ったときには、小学校・中学校で習う算数・数学はかなり使いますよ!!
たとえばこんなところで使います。
- 会社給料の計算
- 成功確率の計算
- 統計を見る時
- 成長グラフを見る時
- 土地面積の計算
- 液体と同士を混ぜる時の比率
- 仕事の数値管理
- 経営戦略を練る時
などなど。
まあ、どんな仕事をするかにもよるんですけど、たとえば農業でも数字は必要になりますよ。
1年で穫れる収穫量を先に予想しておいたり、野菜の値段を決定する時にも計算を使います。
また、野菜によって変わる土の成分の配合比率も考えないといけません。
虫や野生の動物による被害の計算や、曲がった野菜の分の損失、農作業に使う機械の維持費用、土地にかかる税金などなど、計算なしでは絶対に成り立ちません。
それから、中学生になったらXとかYとかを使った計算を習うと思うんですけど、大人になってもこれはよく使います。
たとえば、給料が20万円欲しいと思った時に、時給1200円のアルバイトでどれだけ働いたらいいのかという計算。
時給1200円×8時間×(勤務日数 Y日)=20万円
Y日=20万円÷(1200円×8時間)
=20.8
1ヶ月で21日働けば20万円の収入になることになりますね。
こんなふうにX・Yを使った計算って役に立つものなんですよ。
仕事や生活のいろんな場面で計算は使うことになるので、学生時代はちゃんと勉強しておかないと後々苦労することになります。
最低でも、小中学校の義務教育で習う範囲はマスターしておかないと本気でヤバいですよ…!
どこの会社にも売上や目標数値がある
会社ってお金を稼ぐために存在してますよね。
そうすると、今月の売上目標とか契約数目標とかがあるわけです。
売上っていうのは簡単な数字ではなくて、お客さんの数や商品の金額によって変わってくるものなんですね。
それで、そのお客さんにもいろんな年齢があって、どの年代の人がどのくらい買っていて、というのも全部数字で表されます。
なので数字の計算ができないと売上を上げるのは不可能なんですよ。
たとえば、ハンバーガーを売る仕事があるとしますね。
1個300円のハンバーガーが100人に150個売れて4万5千円の売上になりました。
じゃあ、ハンバーガーの値段を2倍の600円にしたら単純に売上も2倍で9万円の売上になるでしょうか?
そうはならないですよね。
600円にしたらお客さんの数が減ってしまいます。
特に10代・20代の若者は激減しますね。
60代以上のお客さんも減りますね。
この店のお客さんは若者層が20%で、そのうちの60%が一人でハンバーガーを1.8個買ってくれるので・・・
・・・というような計算をしないといけないんです。
これくらいの計算ができないと、大人になってマジで何の仕事もできません。
大人はみんな当たり前にできる計算ですよ。
それを自分がやりたくないからって無駄と決めつけていいんですか??
足し算・引き算・掛け算・割り算・分数・確率はできて当たり前。
できなかったら月10万以下の給料の安い仕事とか、みんなが嫌がる仕事しかないですよ??
そして若い時はまだそんな仕事でももらえますけど、年取ったら誰も雇ってくれなくなります。
40代・50代になった時に仕事がなくてマジで人生終了します。
「こんな計算もできないの?」
「使えねーじゃん」
「学生の頃なにしてたの?」
「バカじゃん」
って言われて悲しいでは済まない人生になります・・・。
若い時は許されてても、年をとってくると許されないことってたくさんあるんですよ。。。
数学ができないと賢い人にお金をダマし取られる
自分がせっかく稼いだお金を無駄にしたくなかったら賢くならなきゃダメです。
たとえば、「540円のものを買って1000円払ったらお釣りがいくら来るのか」これが分からなかったら損するの自分じゃないですか。
同じように、大人になって会社に入って働いてて、100時間働いたのに給料5千円だった時に「あれおかしいな」って気づいて自分で計算できなかったら損するわけですよ。
「そんなんアホでも気づく」と思ったらダメですよ。
今は分かりやすい例で言っただけであって、気づきにくいことも多くあります。
たとえば、1000万円の大きな買い物をして、「毎月5万円払っていけば20年で支払い終えますよ」って言われたとします。
「月5万円ならまあいいか」って簡単に決めたら、最終的に1200万円払ってしまうことになるんです。
え?もともと1000万円なのになんで1200万円なのかって?
「200万円多いでしょ!?」って冷静に考えればわかるはずです。
5万円×20年(240ヶ月)=1200万円ですよね。
じつは、借金には利子がついていくものなんです。
利子とは「お金を貸してるんだから多めに払ってね」というお金です。
でもそこは伏せて説明されるんですよ。
これ、詐欺ではないですよ。
普通に社会のルールとして一般的な話です。
大人の世界ではこういうことがよくあるんですよ。
ようは知らない人やダマされた人が損をする世の中なんです。
●駐車場に車を止めたら3日で10万円請求された
●税金を払ってなかったら突然人がいっぱい来て車や家が全部没収された
●70円でDVDを借りて返し忘れてたら1ヶ月で8千円取られた
●宝くじで一攫千金狙ってたら100万円使ってしまった
●スマホの通話料で毎月1万円取られていく
これらも全部詐欺じゃなないです。
訴えて裁判を起こしたらあなたが負けます。
数学ができないと賢い人にお金を取られて、自分が損していく一方になりますよ…。
数学は論理的な考え方を手に入れるための道具!
数学が要らないなんて言っている人の多くが
「微分積分なんて役に立たない」
「ルートとか使わないじゃん」
「サイン・コサイン・タンジェント?いらねー!」
と思ってます。
はい。そのとおりです。
微分積分やルートなんて大人になって使わないですよ。
100人の大人を集めて聞いても98人は使わないって答えますよ。
(たまに必要な職業もあります。)
じゃあ、何のためにやるのかというと、全ては「論理的な考え方ができる脳を鍛えるため」なんですよ。
「論理的な考え」っていうのは、物事の正しい順番を考えて推測したり説明したりできる能力です。
数学って、答えを導き出すためにいくつもの計算をして最後に組み合わせたり、いくつかの公式を組み合わせて使ったりしますよね。
Aという答えを出すためにBとCが必要で、Bを出すためにDの公式を使う。Cを出すためにEの公式を使う。
みたいな。
こうした道筋を立てて考える方法を、数学をとおして学んでるんです。
あとは、テストの時間内に終わらせるために、早く計算できるように脳を鍛えたり、ペース配分を考えたり、できない問題は後回しにして点数を最大にする工夫をしたりといったことも学びます。
難しい問題に挑戦して解けたときの達成感を覚えていくと、世の中のいろんな問題に対して解決しようとする気持ちも持つことができます。
- 目標達成するには何が必要かな
- どうやったら給料が上がるかな
- もっと稼いで幸せになりたい
数学ができたらこれが解決できるようになるんですよ。
自分に何のスキルが足りないのか。
何があったら目標値に近づけるのか。
何が邪魔をしているのか
何から始めないといけないのか
なんてことが考えられるようになります。
これが「論理的な考えができる」ということです。
勉強することは将来の可能性の幅を広げるということ
これは数学以外にも言えますけど、勉強ってのは将来の可能性を広げるためにあるんですよね。
数学ができないと稼げる仕事ができないのと同じように、国語ができないとコミニュケーションスキルがないので苦労しますし、美術ができないと将来デザインに関わる仕事ができなくなります。
別に立派なデザイナーになったり、画家を目指そうとしなくても、いろんな場面でデザインの感性は必要になるんですよ?
YouTuberを目指そうと思ったときでも、差し込み画像を作ったり、動画の企画や編集をしたり、サムネイルを作ったりする時にデザインのスキルが必要になりますね。
会社の商品企画部に入って商品パッケージのデザインを考えたり、商品の広告を考える時など、いろんなところでデザインのセンスは大事になってきます。
過去の勉強やスキルって意外なところで役に立つようになるので、若い頃はいろんなことに手を出しておくってのも大事になるんです。
「自分が得意なことを伸ばして仕事にする」
というのも良い考え方だとは思いますよ?
なにしろ得意なことに絞り込んで徹底的にやるほうが効率よく成長できますしね。
でもいろんなことができる人は、それだけ物事の考え方の幅が広くていろんなことに挑戦できることに繋がります。
1個がダメだとしても他の方法で考えたり、違う仕事を探したり、別の得意なことと組み合わせて仕事に活かしたり。
いろんな考え方ができるんです。
まだ小学生・中学生のうちはやりたいことって定まってないことが多いですよね。
なにしろ世間をあまり見てないので分かるわけがないんです。
そんな段階で、勉強をやめてしまって自分の才能の芽を摘んでしまうのは、すごくもったいないと思います。
自分は芸能界に一生を捧げるんだ!
プロのピアニストで食べていくんだ!
プロ野球選手にしかならないんだ!
って夢が決まっている人ならいいのかもしれませんけど、プロを引退した後の仕事のことも考えておかないといけないですね。
スポーツの解説に行くんだったら国語が必要ですし、インストラクターでも経営上の数字の管理が必要です。
夢一直線に目指していてもプロになれない場合だってもちろんあります。
将来意外な仕事を始めるかもしれないのですから、後悔のないように勉強はたくさんしておきましょう。