将来なくなる仕事④ ~翻訳機編~

      2017/04/29

私は英会話のスキルは今後必要ないと思っています。翻訳の性能が今よりも更に上がり瞬時に変換してくれる技術ができるからです。外国の方と電話をしても、変換されてそれぞれの母国語で聞こえてくるようになります。同じように、マイクとイヤホンを使って対面でも同時通訳をした会話が可能になります。

最近テレビ番組でも取り上げられているのでご存知の方も多いとは思いますが、簡単に文字を翻訳してくれるスマホのアプリが開発されました。携帯のカメラをかざすと画面上で翻訳して表示してくれるものです。

人工知能の発達も翻訳の発展を手助けしてくれます。どんどん人間の話す言葉に近づいていき、会話の内容や雰囲気を読み取って「今の場合の最適な言い回しは何か」を選んでくれるでしょう。

最終的に声の抑揚や声色も再現してくれるようになると、完全に言葉の壁がなくなります

このような便利な道具が開発されると、当然なくなる仕事も出てきます。

 

将来なくなる仕事

通訳・翻訳家

機械が翻訳してくれるので、通訳の仕事はなくなります。映画や本を翻訳する仕事もなくなります。

 

外国語塾・教師

英語や中国語などの外国語の会話塾もなくなります。グローバル企業に勤めるのにも語学のスキルが不要になるからです。学校の英語の授業も必要なくなりますね。

 

プログラマー・Webサイト制作

パソコンの全ての表示を翻訳するソフトも開発されるでしょう。最初に言語の設定をすれば海外のサイトや海外のソフトも全て翻訳ソフトが日本語に直して表示してくれます。しかもサイトデザインや機能の劣化もなく、日本語のサイトと遜色ないレベルでです。

もうすでにPC関連の仕事は海外の安い人件費によって日本人の仕事はなくなってきています。翻訳機の活躍によってプログラマー・システムエンジニア・Webサイト製作の仕事はいよいよ本当に依頼がなくなります。

 

日本人の仕事

今まで日本人にしかできないと思っていた仕事も日本語のしゃべれない外国人に代わられます。たとえば接客業や販売員、オペレーター、介護士などの日本人相手のサービスも仕事を奪われます。日本人が「大変だからやりたくない」と駄々をこねた仕事は外国人にとられます。

物価の安い近隣アジア国から日本に移り住み、アルバイトでもなんでも働いてお金を母国に仕送りすればかなりの大金になります。そうした夢を持った若者が今以上に日本に流れ込んでくるはずです。

 

さいごに

今後10年は今とそう変わらないと思いますが、その先は町ゆく外国人が翻訳機を身に付けていて日本で普通に仕事をしていることもあり得ます。

便利な翻訳機があれば優秀な人材を海外から雇うことも容易になりますし、発展途上国の人も国を出て働くことが簡単になります。言葉の壁がなくなり、どんどん国境がなくなっていきます。ハングリーな外国人がどんどん日本に参入してきますね。

日本語のブログを書いても、自動翻訳によって世界の人々に読んでもらえるような時代が来るはずです。今は日本人を相手にしたブログが多いですが、海外の人向けに書くコンテンツも今後は必要かもしれませんね。

 

 

 

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