Googleサーチコンソールの便利な5つの機能と注意すべきデメリット
Googleサーチコンソールを利用すると、自分が持っているサイトを上位表示させたりアフィリエイトの成約確率を上げたりといろんなヒントを得ることができます。
サイト運営をする人なら必ず知っておきたいツールとも言えるので、使える便利な機能を知っておきましょうね。
さらにGoogleサーチコンソールに登録することで受けるとんでもないデメリットもここで紹介しているので、よかったら最後までご覧になってください。
Googleサーチコンソールの便利な機能5つ
サーチコンソールにはたくさんの機能が揃っているのですが、ここではスゴく使える機能を5つにしぼって紹介しようと思います。
検索キーワード別のサイト表示順位を調べる
アフィリエイトを行う上で私たちが一番気にするのはサイトの表示順位ですよね。
Googleサーチコンソールでは自分のサイトがどんなキーワードでアクセスされているか、そしてそれがどんな順位なのかを見ることができます。
1ヶ月単位や3ヶ月単位でグラフ表示してくれるので表示順位の推移を見ることもできます。
思いもよらないキーワードからの検索流入が多い場合は、新しく記事やサイトを作る戦略もとれます。
サイトクリック率を調べる
キーワード検索からサイトが表示されて、どのくらいの人がクリックしてサイト閲覧してくれたかのパーセンテージを知ることができます。
◆表示順位が高いのにクリックされていない場合
タイトルが魅力的ではない
検索キーワードとのミスマッチ
◆表示順位が低いのにクリック率が高い場合
いろいろ調べて知りたい人が多いキーワード
検索キーワードとのマッチング
このように考えることができますね。
検索したユーザーが知りたいことが書いてあるような魅力ある記事タイトルかどうかがクリック率を左右させます。
どこから被リンクを受けているのかを知る
自分のサイトがどこから被リンクを受けているのかを調べることができます。
良質なサイトからの被リンクはGoogleからの評価を上げるのでいいのですが、悪質なサイトからの被リンクはサイト評価を下げる可能性があるので、そうしたリンクがないか確認が必要です。
被リンクを受けたくないドメインを指定してあげればそのドメインからの被リンクを今後受けなくすることができます。
新しく書いた記事を最速でインデックスさせる
新規作成した記事ってなかなかGoogleの検索結果に現れないですよね。
これをすぐに反映されるようにするには、「記事の更新頻度を上げる」「Ping送信を毎日する」などの対策が有効なのですが、もっと手っ取り早いのがサーチコンソールの利用です。
Googleに直接「インデックスしてください」とお願いするんです。
URLを入力すればそこにGooglebot(検索ロボット,クローラー)が来てくれるようになります。
これは新規ドメインで取得したサイトのインデックスを早める目的でも使うことができる方法です。
新しく作ったサイトがなかなか検索結果に表示されない場合は使ってみてはいかがでしょうか?
URLエラーを修正できる
リンクのURLが崩れていてエラーになる、URLが存在しない404エラー表示になる、といったURLエラーを発見してくれる機能があります。
サイト運営が長くて記事数がたくさんあると内部リンクも複雑に絡み合うようになって管理が大変です。
サイト閲覧者が不便な思いをしないように、リンクのエラーはつぶしておくようにしたいものです。
同じくGoogleから出ているGoogle Chrome(グーグルクローム)では、「拡張機能」を利用してhtmlのエラーチェックを行うことができます。
タグが閉じられていない・タグの順番が正しくないなどのエラーを見つけてくれます。
「HTMLエラーチェッカー」と検索すれば出てきますよ。
こちらも活用するようにするといいです。
健全なサイト運営をしているのにグーグルアドセンスの審査が通らない場合は、HTMLエラーやリンクエラーが原因のことがあります。
また、ユーザーの利便性を高めて質の良いサイトを目指すことは、Googleの求めるところでもあるのでSEO対策に繋がります。
あなたの作ったサイトがなかなか上位表示されない、そんな場合にこれらのツールを活用してみると良いかもしれません。
Googleサーチコンソールを利用するデメリット
サーチコンソールにはサイト運営する上でとても役に立つ機能がたくさん詰まっています。
しかし、知っておかないといけないのはデメリットです。
サーチコンソールに登録するとサイトが持つ評価を下げてしまう可能性もあるんです。
サーチコンソールへの登録はすなわちGoogleに全てをさらけ出すことでもあります。
自演被リンクを送っている場合や、どこかのサイトからパクって記事を書いている場合などのブラック(グレー)なことをやっている場合は評価を下げることに繋がります。
クオリティの低いサイトからの発リンクは、被リンク側のサイトも評価が下がる可能性があります。
さらに考えられるのは、サーチコンソールに登録したサイト全体に悪影響を与えるということです。
1つのサイトが原因で全滅してしまうこともあるかもしれないんですね。
汗水たらして作ってきたサイトの評価が全滅したら…アフィリエイトやめたくもなってしまうと思います。
考えるだけでもおそろしい。。。
ブラックな手法を使っていなければ何も問題はないのですが、将来的にやるかもしれないという方は積極的な利用は控えたほうが良さそうです。
2017年12月の検索システムアップデート(通称:健康アップデート)では、ブラックハットSEOで押し上げたサイトが軒並み圏外に追いやられてしまったと聞きます。
こうした悪質なサイトというのは今後も排除されていく流れです。
健全なサイト運営を続けて正当な評価を受けることが、今後の私達アフィリエイターのあるべき形かもしれませんね。