役になりきる俳優の気持ちで生活・勉強・仕事に役立てよう!
2018/04/07

あなたには、なりたい自分の姿がありますか?
・強いハートを持った人になりたい
・上品なあの人のようになりたい
・いつも元気なあの子がうらやましい
・頭が良いように見られたい
・胆の据わった豪快な男になりたい
・異性にモテたい
・セレブになりたい
・ムードメーカーになりたい
もしあなたに理想の自分の姿があるとするなら、キャラクターを演じる俳優や女優のつもりで役になりきってください。
強くイメージし行動を変える
たとえば「気品のある人になりたい」と思ったなら気品のある人をイメージして演じるのです。
もし現段階で気品が備わっていなかったとしても、行動を変えることによって気品もそのうち身についてくることになります。
どういう言動が気品のある人の行為なのか、キャラクターの特徴を分析して真似しましょう。
たとえば背筋をピンと伸ばすとか、笑いかたに気を付けるとか、常に笑顔でいるとか、イメージを具体的に持って行動しましょう。
いきなりしゃべり方が変わって「わたし」から「わたくし」になったら周囲にビックリされて「熱でもあるの?」と言われてしまうので、強烈なキャラ変更はオススメできません。
特に漫画やアニメのキャラクターはかなり色づけされたキャラ設定ですのでアクが強すぎます。
やるならドラマのキャラクターがいいです。
俳優になるとどんなキャラクターでも自分のものにして表現しなければなりません。
ドラマの主人公や、頭のキレる役になりきる。
熱血先生やバリバリ営業成績を収めるサラリーマンになりきる。
など、独自の世界に没頭しましょう。
たとえドラマのキャラでもやりすぎるとイタイ子になってしまうので、ほどほどにしてくださいね。
やがて嘘が本当になり、自分のキャラクターとして定着するようになります。
普段の生活からなりきる
「恥ずかしくてこんなこと言えない」と思うのであれば、そんなことを言えそうなキャラクターになりきりましょう。
たとえば恋の告白の場面です。
好きな人に告白する時、「こんな告白の仕方がいいな」という理想のセリフがあるとします。
恋愛ドラマの告白シーンを再現したいならば、そのキャラクターになりきることを考えてください。
いつもの自分ではそんな恥ずかしいセリフが言えなくても、そのキャラなら言えるはずです。
普段の生活からしゃべり方を変えてキャラクターにどんどん近づいてください。
「その時だけ言えるように頑張る」のではなく「そのキャラに普段からなりきる」ことを頑張りましょう。
きちんと没頭すればですが、キャラを演じているうちに、もともとあった自分を忘れていくことになります。
役になりきって自分を偽った結果、なりたいとおもった人になれるというわけです。
あなたもやっている演技
「キャラクターになりきってください!」と言われると大変そうに聞こえるかもしれませんが、別に普段からあなたも普通にやっていることですよ。
たとえばみんなの前で楽器やプレゼンの発表がある時には、緊張を鎮めてから自分の中の良いイメージをできるだけステージで表現することと思います。
じつはこれも役になりきっているのと同じです。
自分の頭の中の上手い演奏者やプレゼンターになりきってあたかも自信ありげに披露するのです。
頭の中のイメージが弱いと、実際にやった時にも同じような結果になってしまいますが、上手い人を見て研究し参考にしていればそのイメージで胸を張ってステージに立つことができます。
これが、別に「役になりきっている」と思っていなくても演じている例です。
この経験を多く重ねて自分のものにするように努力すれば、自信満々に実力を発揮できるようになる日が来るはずです。
ただし時間はかかる
しかしながら、簡単にそのキャラクターが自分のものになるわけではありません。
定着するまでにかなり時間がかかりますし、そもそもキャラクターになったつもりで行動がとれるようになるまでが時間がかかります。
なにしろ、今まで自分がやってきていないことなのですから、できなくて当然です。
なかなか素直にできないことなので、回りくどく「キャラクターを演じる」という方法を取らなくてはならないのですから。
かなりの時間はかかることは想定しておきましょう。
そこで諦めたら演技終了ですよ。
時間はかかってもなりたい、自分を変えたい、将来のために身に付けたいという強い気持ちを持ってくださいね。