2017年人工知能の進化が止まらない!あなたの仕事は大丈夫?
「人工知能なんてまだまだ先の話でしょ?」
と思っていませんか?
じつはもう 現在でも多くの現場で人工知能は活用されている のです。
ここ数年間で人工知能は爆発的に進化しました。
このペースでいくと、本当に あっというまに仕事がなくなる かもしれません。
人工知能の活用
タクシー
過去の運営データを分析して集客が見込める場所へドライバーを誘導します。
日本では現在もうすでに実際に運用されています。
時間帯・施設・人口密度・搭乗データなどから分析して、今どこの場所にタクシーに乗りたいお客さんがいるのかを予測してくれます。
人工知能の活用によって企業の売り上げは着実に上がっていて、もはや必要不可欠だそうです。
一般企業
人工知能を使って企業の退職者を予測しようとする開発も進んでいます。
従業員に「仕事の満足度アンケート」を書いてもらい、その文面から退職の意志の予兆を読み取るものです。
「辞めたい」と直接書いてなくても、退職者の特徴パターンを理解して文脈や傾向から判断して予測しれくれます。
事前に予測することで、手塩にかけて育ててきた部下が突然「辞めます」と言ってくる事態の回避ができるようになります。
日本のある企業では人工知能の活用で年間退職者が半分になったそうです。
警備
防犯カメラの進化も目覚ましいものがあります。
犯罪者の顔データを全て記憶して照合したり、人の動きを感知して犯罪者の特徴に当てはまっている場合に警告を出したりします。
多くの施設や街中にAI防犯カメラを設置して犯罪率の低減を行ってもらいたいものです。
裁判所
人物の育った環境・学校・仕事・犯罪内容を分析します。
過去の犯罪者のデータを参考しながら再犯の可能性を表示してくれます。
これはすでにアメリカで運用されています。
裁判長は人工知能のデータを参考にしながら刑期・執行猶予の有無などの判断を行っています。
政治
韓国では政治を人工知能で行う「AI政治家」の流れが始まっています。
人工知能を活用して政策の提案をしてもらうように研究をしています。
政治家といえど一人の人間なので、自分の利益や親戚・知り合いのことも考慮してしまいます。
そのせいでいつまでも国の仕組みが変わらなかったり汚職事件が起きたりしています。
最終的な判断は人間が行うそうですが、ひとたび政策が成功すればその後の流れはあっという間に変わっていくでしょうね。
あなたはどちらの政治家を信用して投票したいと思いますか?
人間の政治家
- 大衆受けするような表面的な政策
- その場しのぎの政策
- 問題が起きてからの対処
- 他人の文句・批判ばかり
- 代替案がない
- 不正行為をする可能性がある
- 大きな政党に入っていればオマケで当選する議員
- 私利私欲にまみれた判断
- 金持ちのための政策
- 長いものに巻かれる
- 自分が生きている間しか考えていない
- 解散・選挙の繰り返し
- 失言で失脚
- 辞職で責任逃れ
- 秘書に暴言を吐く
人工知能の政治家
- 膨大な過去のデータを記憶している
- 海外の情勢も全て把握している
- 具体的な政策がハッキリ出てくる
- 公平性がある
- 不正行為を絶対にしない
- 最善策を提示してくれる
- 傾向を分析して問題が起きる前に対処
- 根本的な問題解決
全て後手後手にまわる対処しかしない人間の政治よりも、国民のためを思って全て先回りで問題解決してくれる人工知能の方がよっぽど信頼できると思いませんか?
銀行
銀行は人々から借りたお金を資金に株やFXの売買をしてお金をさらに膨らませています。
現在、その株取引はすでに人工知能が行っています。
人工知能であれば1秒間で数万回もの取引ができるそうです。
いままで銀行で株取引を担ってきた人のほとんどが別の部署に異動になりました。
より確実に資金を増やせるように、今は人工知能の開発の競争が激化しているそうです。
医療
MRI・MRA・レントゲンなどで撮った画像の診断を行う場面では、人工知能を活用してチェックしているそうです。
- ガン検診
- 血管異常
- 血液分析
- 脳障害
- 臓器検査
どれもちょっとした画像の変化を見つけなければなりません。
人間の目視では判断を間違えてしまうことも、人工知能は見落としなく検査してくれます。
人工知能によってなくなる仕事
人工知能やロボットによって真っ先になくなっていくであろう仕事は以下のように考えられています。
- 事務
- 物流
- 警備
- 調理
- 農業
- 広告
- 清掃
- 建設
- 通訳
- 秘書
イスに座って行うパソコン業務、単純労働は機械にかわっていきます。
あとは人手不足が深刻な分野ではどんどん人工知能の採用が進んでいきます。
人手不足解消のために、企業が技術の採用を積極的に進めるからです。
新人一人採用して1人前に育てるのに必要なコストが1000万円かかるといわれています。
その分のお金で人工知能技術を買って使った方が効率的なのは誰の目から見ても明らかです。
あなたも企業のトップだったらそういった判断をすると思います。
人間を雇っていると色んな問題が出てきますよね。
- ケガ・病気
- 遅刻・欠勤
- ケアレスミス
- 仕事の不満
- 人間関係
- 賃金の不満
- パフォーマンス低下
- モチベーション低下
- 不正行為
雇用していることでのコスト面のデメリットも多いです。
- 毎月払う給料
- 健康保険料
- 雇用保険料
- 健康診断
- 労働災害
- 残業代
- 交通費
- 有給休暇
- 賞与
- 給料アップ
こうして並べてみると人間を雇うのってデメリットばかりですよね。
いつまでも人間を大量に雇っている会社は「バカなんじゃないの?」と言われる時代が将来くるかもしれません。
ディープラーニング
人工知能を爆発的に進化させたのは、ディープラーニングという仕組みがあったからでした。
ディープラーニングとは簡単に言えば 学習機能 です。
人間の脳内回路と同じような仕組みで、複数のデータを組み合わせて新たな発想を生むシステムです。
人工知能は、もともと人間がプログラムした中でしか考えることができませんでした。
ディープラーニングが登場してから、人工知能が自分でプログラムを考えるようになり、どんどん作業を改善できるようになりました。
人工知能の機能向上を、すでに人工知能が自分自身で行っているのです。
さいごに
人工知能の進化は私たちの予想をはるかに超えて進んでいます。
人工知能のプログラムを組んでいるプログラマーの方ですらも「なぜこうした思考回路になるのか分からない」と言うほど、人工知能は人間の理解の域を超えつつある段階だそうです。
アメリカでは、技術革新によって仕事が奪われた人の抗議デモが現在行われているそうです。
「仕事がなくなるなんてまだまだ先でしょ?」
なんてのんきなことを言っていると、あなたの仕事もあっという間に人工知能が奪っていくかもしれませんよ。