ブラック企業を見抜く!入社前に行う4つのこと
2018/01/28
会社に希望を持って入ってみて「こんなはずじゃなかった!!」と思うことは誰にでもあります。
特に若いうちは将来への夢と希望を持って「ガンガン稼いでやるぞ!」「素敵な生活をつかんでみせる!」と意気込む人が多く、現実とのギャップに幻滅してしまうことが多いです。
ブラック企業に入って精神的にも肉体的にも壊れてしまわないために、入社前の予防策をご紹介したいと思います。
ブラック企業とは
ノルマがきつい、残業が当たり前、仕事量が尋常じゃないなど、労働者の働く意欲をどんどん削っていくような仕事内容で離職に追い込んでしまう企業を「ブラック企業」と言います。
若者を大量に雇い、摩耗させて使い捨てにするやり方を繰り返して労働者を食いつぶしていきます。
日本では転職を悪とする風潮があるため、入社してすぐには辞められず仕方なく続ける選択を取る人が多いです。
また、40代50代の労働者は次の当てがないため転職できなく続けざるを得ない人も多いです。
こうした労働者の心の弱みにつけこんで、ブラック企業は人をボロ雑巾のように使い捨てにするのです。
ブラック企業に入らないために
①実際に働く人を見る
アルバイトでも正社員でも同じことが言えますが、必ず働くことになる職場を見た方がいいです。
・実際の業務内容
・働く人の表情
・従業員の仕事ぶり
・従業員の身だしなみ
・従業員同士の仲が良いか
実際に働いている人が楽しそうにやっているかは絶対に確認しなければなりません。
求人票に書いていない仕事があったり、想像以上に大変な仕事かもしれません。
実際の現場でどんなことが起きているのかを必ず自分の目で見ましょう。
身だしなみをみれば企業が規律を大切にしていてプライドを持って仕事しているかも分かります。
②実際の職場環境を見る
・トイレは綺麗に清掃されているか
・使う道具や書類が整理されているか
・清掃などルーチンワークができているか
清掃や定時のチェックなどのルーチンワークができているか確認しておきましょう。
従業員の労働環境に無頓着な管理者は仕事ぶりも適当で、個人的な相談にも対応してくれない可能性もあります。
だらしない管理者はコンプライアンスに対する取り組みも弱い傾向にあります。
入社前の面接時には話す内容に集中するだけでなく、清掃状態や整理整頓部分も見るようにしましょう。
③実際に働く人の声を聞く
・知り合いになる
・インターネットで調べる
現場で働く人と仲良くなって内情を詳しく聞くのも一つの手です。
入ろうか迷ってる旨を伝えて、色々教えてもらいましょう。
それが難しければ、インターネットでその会社のクチコミを調べましょう。
支店別、個店別の具体的な違いは見ることはできませんが、会社のおおよその社風や全体像は見えてくると思います。
このページの最後に いろんな会社の内部事情が見れるオススメのサイト をご紹介しますので、良かったら参考にしてみてください。
④自分を知る
これはブラック企業かを問わず、企業に就職する際に必要な心構えです。
・子どもが好きだから
・料理が好きだから
・話をするのが好きだから
自分の好きなことをきっかけにして仕事は選ぶと思います。
ですがその中ですごく良い仕事が見つかったとしても、自分に合っていなければ続けることはできません。
たとえば体力が必要な仕事、高い計算能力が必要になる仕事、マルチタスクが求められる仕事、責任が重い仕事、人間関係が大切な仕事、営業力が必要な仕事などなど、私たち労働者は企業の様々なニーズに応えなければなりません。
そこには単に「好きだから」という理由で続けるのには難しい壁も存在します。
たとえば
●年配の方との会話が好きで介護施設に入ったら、体力の必要な仕事で続かない
●子どもが好きで小学校の先生になったら、親御さんからのプレッシャーが重くて辛い
●接客が好きでバイトで頑張っていたところ、正社員にならないかと声をかけられた。実際なってみると営業の仕事を任され自分のやりたいことと違った
自分のやりたいことと職場が求めるところのギャップが存在しています。
本当の意味で「自分を知る」というのは、この企業の求めるニーズに応える能力が自分にあるかどうかを指しています。
「郷に入れば郷に従え」というように、会社に入社することは会社のルールに従うということです。
私たち労働者は会社という大きな組織に入った一人の小さな人間にすぎない存在です。
下っ端一人が辞めたくらいで会社はビクともしません。
そんな中でやり抜くための強い精神力と覚悟が必要です。
自分の覚悟のなさを棚に上げて、なんでもかんでもブラック企業とするのは良くありません。
「思っていたのと違う」3年以内に会社を辞めていく人はだいたいこれです。
自分の性格を知り、職場を充分に知り、自分の将来像がそこで描く ことができればきっと続けられたはずです。
さいごに
インターネットが普及して情報網が広がったことによって、企業はすでに選ばれる側になっています。
パワハラやセクハラをしている企業はインターネット上でバラ撒かれてしまいます。
評判が下がれば売り上げも下がり、最後には倒産していしまいます。
ブラック企業はいずれ淘汰されていきますが、これからも少なからずブラック企業はどこかしらで存在し続けます。
ブラック企業に入って悲しむ前に、その企業について徹底的に調べて回避することが今はインターネットでできる時代です。
ブラック企業を回避するための、私たち労働者側の職場選びのスキルが大切です。
オススメのサイト
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いろんな会社の内部をのぞくことができるサイトです。
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