「死ぬ気で頑張ったよ」ってあなたは胸張って言えますか?
2018/06/14
私がネットで知り合った若者とチャットしている時のお話です。
彼は、給料が手取り15万円で少なくて悩んでました。
それで彼がこう言ったんですね。
「死ぬ気で頑張ったけど何も変わらなかったよ」
その人に対して「本当に死ぬ気でやったの?」とは聞かなかったですけど、そこで私は考えることになります。
「死ぬ気で頑張るってどういうことだろう」
その疑問についてとことん考えてみることにしました。
「とにかく頑張る=死ぬ気」ではない
「死ぬ気で頑張ったよ」ってのは軽々しく言える言葉じゃないと思うんですよね。
死ぬってことは本当に人生が終わりになるわけですよ。
楽しいこともできなくなるし、大事な物も失うわけですよね。
そこまで考えて頑張ったのか?というのが疑問です。
そうすると、「とにかく頑張る」のと「死ぬ気で頑張る」は違うことになります。
「健康を損ねてまで頑張った」は死ぬ気なのか?
残業続きでいつも帰りは終電ギリギリ。
そうして頑張ったらそれは死ぬ気でやったことになるのでしょうか?
じつは、私はサラリーマン時代の若い時にはそんな働き方をしていた頃がありました。
朝5時半に起きて6時前には出発、定時では帰れず終電ギリギリまで仕事して駅まで全力ダッシュ。
そして5時間寝てまた繰り返し。
なんてことをしてましたよ。
たまに終電を逃してタクシーも使ってました(笑)
夜勤もある仕事だったので、昼間働いて次の日は夜勤、そして1日休みからの昼勤なんてのもしょっちゅうしてました。
休みの日なんて1日寝てリズム調節するだけで終わりですよ。
そんな過酷なブラック企業で働いてましたし、生活リズムが安定しないせいで体調も崩しまくりましたけど、それは死ぬ気でやったとは言えないと思ってます。
なんでかというと、それは自分の意思でそうしている訳ではないからです。
業務上仕方ない理由でそうなってしまっているだけなんですよ。
たとえば仕事量が膨大で全然終わらないとか、
シフトの関係上しかたなくとか、
上司に無理を言われてとか、
どう頭を捻って考えても他の手段がなくてとか。
仕方なくそうなってしまっているだけで、自分の意思をもってそれを選んでいるわけではないんですよね。
たとえばこれが仮に「自分磨きのために自主トレーニングをしてる」とか「早く一人前になるために頑張っている」とかならいいですよ。
それは頑張っていると胸を張って言えます。
でも会社の命令とか上司の命令で動かされているのは「死ぬ気で頑張る」には当てはまらなくないですか??
私はそう思うんです。
死んでもいい覚悟とは
「死ぬ気で頑張る」ってことは、取り組んでいることに対して真剣に向かい合って、
ダメだった時には自らの命を本当に断つ覚悟を持つということだと思います。
重い話ですけど、本当にそうだと思うんですよ。
普段私達って明日死んでもいいと思って生きてないですよね。
毎日全力で生きて、いつ死んでも後悔が残らないようにはしてないはずです。
- 自分が死んだ後の処理は誰に依頼するのか
- 遺産はどうやって引き継ぎするのか
- 相続税はいくら取られるのか
- 自分しかしらないパスワードはどうする
- パソコンの怪しいデータは大丈夫か
そんなこと誰も考えてませんよね。
普通に明日も生きて、5年後10年後も健康でいると思いこんでます。
その楽観的な考えを全部ぶち壊して、明日本当に死ぬつもりでやったりダメだった時に死ぬつもりでやることが「死ぬ気で頑張る」ってことなんじゃないかなと思います。
私はまだまだ「死ぬ気」になれてない
こんなことを言っている私ですけど、私はまだ「死ぬ気で頑張っている」とは到底言えません。
無駄なことばかりしてまだまだ本気になれてないと思ってます。
私はアフィリエイトに向き合うにあたって、「自分が死んだらどうなるか」を考えてノートに書いたりはしましたけど、本気で死ねる覚悟はまだ持てていません。
- 家族を悲しませる
- やりたいことができなくなる
- 残された家族はどうやって生きるのか
とか思いつく限りを全部書きましたけど、それをリアルに想定して実際に全部行動できたかというと…恥ずかしながらできてません。
唯一頑張ったのは「あきらめずに続ける」ということだけです。
もし本当に死ぬ気だったら、1日3時間程度の記事作成では終われないはずです。
真面目にはやってますけど、まだまだ全然やれることはいっぱいあります。
たとえばブラックハットSEOを駆使してなんとしても上位表示を狙うとか、YouTubeに動画アップするとか、SNS集客を利用するとか、まだまだ手段は残されています。
でもやってないのは、自分の限界まで挑戦してないからなんですよね。
別にヤル気さえあれば全部できることばかりですよ。
医者とか弁護士とかの資格を取ることを考えたら、比じゃないくらい簡単です。
でもそれをやってないのはまだまだ覚悟が足りないからなんですよね。
その結果、月収も中途半端になっているのですよ。
サボった結果が表れているんです。
毎日記事作成はしてますけど、1~2記事完成したら満足してしまうんです。
「今日はこのへんにしておいてやるか」って。
YouTube見たり、ネットサーフィンする余裕があるくらいなら本当はもっともっと記事作成するべきなんですよね。
あとゲームもしますし、テレビも見たりと捨てきれていないものがまーだまだあります。
アフィリエイターの中には1年で月収100万円を超える人なんてよくいますし、もっと上を見れば月収1000万円の人だっています。
アフィリエイトはやったらやっただけ成果が反映される世界なんです。
天井知らずでどんどん報酬が膨らんでいく世界なんです。
つまり、結果が思わしくないのは全て自分の行動のせいなんですね…。
はぁ、書いててツライ…。
成功者はみんな桁違いの勉強している
世の中で成功した人の話を聞くと、みんな桁違いの勉強量なんですよ。
本当にみんな努力家で勉強家なんですよね。
1ヶ月で100冊の本を読んでたりします。
自分なんか比べ物にしようものなら怒られるくらいの、尋常じゃないレベルで勉強してます。
そんな人達に追いつこうと、わたくし今日は本を3冊買ってきました。
ショボい抵抗ですが、もっともっと自分に投資して勉強を重ねていきたいです。
できてない自分が悔しいです。恥ずかしいです。憎いです。
そんな気持ちをバネにしてこれから頑張ろうと思います。
「おれは死ぬ気で頑張ったよ」って胸を張って言えるならいいですけど、まだまだそんなレベルじゃないですから。
そう考えたら、まだまだやれることが沢山あることに気がついて前に進めるようになります。