仕事ができない人の特徴・仕事ができる人の特徴

   

仕事ができる人 仕事ができない人

「あいつは仕事ができるやつだ」

なんて言われるためには、具体的にどんな行動ができたらいいのでしょうか?

 

反対に、仕事ができないやつのレッテルを貼られないようにするには、どなんことに気をつけないといけないのでしょうか。

 

仕事ができない人・仕事ができる人のそれぞれの特徴を見ていきましょう。

 

 

仕事ができない人の特徴

一般的に仕事ができないと言われてしまう人たちはどんな特徴があるのでしょうか。

 

具体的に分析してみました。

 

 

面倒なことを後回しにする

あなたは夏休みの宿題を後回しにしていたタイプですか?

 

その傾向って大人になっても続くらしいですよ^^;

 

仕事を後回しにするとロクなことがありません。

上司に怒られるわ、徹夜で寝不足になるわ、遅刻するわ。

 

でも「今が楽ならそれでいい」「あとで一気にやるほうが簡単」と思ってしまってます。

 

 

反省をしない

反省をしない人は何度も同じミスをおかします。

 

  • 言われたことをメモしない
  • 怒られても「メンドクセー」としか思ってない
  • 謝っておけばここは丸く収まると思う
  • 人生なんとかなると思っている
  • ミスは他人のせいだと思っている

 

こんな風に考えているので、いつまで経っても自分を直そうとしません

なんなら怒られている時に別のことを考えていたり、上司の悪口を考えていたりします。

 

こういう人はその場限りの言い訳を考えるのはメチャメチャ得意で、友達も多い傾向にあるんですけど、仕事は全然ダメですね。

人に信用されないですし、昇格もしません。

 

 

目標を持ってない

自分に自信がない、もしくは達成感の喜びを知っていないと、何事に対しても目標をもつことができない人になります。

 

  • いつも続かない
  • 向上心がない
  • やる気がないと思われる

 

自分では頑張っているつもりが、周りから見ると全然仕事ができない印象になっています。

 

本人はそれで満足してるんですよね。

なにしろ目標が明確にないのですから。

 

「とりあえず頑張る」

「遅刻をしないように朝頑張って起きる」

くらいの目標しかないです。

 

目標って、達成した時の状態が明確じゃないと意味がないんですよ。

 

たとえば「頑張る」ってどういう状態ですか?

何を基準にして頑張った・頑張ってないと言えるのでしょうか?

 

ただ「立ち続ける」ことが頑張ったといえる人もいれば、「つっ立ってんじゃねえ!自分で仕事を見つけて動け!」って怒る人もいます。

頑張るの基準って人それぞれなんですよね。

 

厳しいことを言うと「笑顔で接客する」とか「掃除を頑張ってピカピカにする」とかも似たようなものです。

 

それよりも、目標を明確に数字で表したり、写真のような美観にするなどの「第三者から見て達成度がわかるような目標」にしないとあまり意味がありません。

 

 

失敗を恐れて挑戦しようとしない

  • 人に聞くのが恥ずかしいことだと思っている
  • 最初から完璧じゃないといけないと思っている
  • 挫折を味わいたくない

 

完璧主義者や勉強だけ頑張ってきた高学歴者にいるのがこちらです。

自分が満足できるまで1つの仕事をこだわってやり続けるので時間内に終わりません。

また、失敗した時に負けを絶対に認めません。

 

 

  • 下手に挑戦して叩かれるのが怖い
  • 変化をおそれて行動しない
  • 周りと一緒なら安心

長いものに巻かれる周りに流されやすいタイプ。

挑戦しなければ失敗もないですけど、成長もなくてずっと平社員のままです。

そして年を取った時にリストラされます。

 

 

全部自分で抱え込もうとしてしまう

自分でやってしまうのが一番楽な解決法だとおもっています。

 

「良い人でいたい」という願望が強すぎるため、みんなの分の仕事も引き受けてしまいます。

 

部下や同僚からはありがたがられるのですが、上司から見ると別に良い印象ではないですし、むしろ「残業ばかりしている効率の悪い人」と思われています。

 

そして最終的に体調を崩して周りに迷惑をかけてしまうんです。

でも本人はそれで「みんなの役に立った」「愛されている」と自己満足してます。

 

 

「労働時間が長い=仕事熱心」だと思っている

「今日は連続16時間勤務だぜ~」

「昨日は徹夜で資料作成したよ」

「残業200時間超えちゃった~」

 

なんて苦労自慢している人みかけませんか?

 

時間をかけて行うことが真面目に働くことと勘違いしているので成長できないままなんです。

”作業”をたくさんこなすのが仕事と勘違いしていて「オレは仕事ができる」と思ってしまっています。

 

また、そんな人はこのようにも思うはずです。

「オレは会社に大きく貢献している」

「これだけ働いてこの給料かよ」

「他のヤツは定時で帰りやがって!」

 

卑屈になっているので、他者を攻撃しだしたり、自分の仲間を増やそうとします。

 

最終的には、会社から厄介者扱いされて変な部所に飛ばされることになるんですよ。

それでもまだ自分が招いた結果とは気づいてません。

 

そもそも長時間労働しているのが効率の悪い自分のせいなのですけどね。

そこに関しても気づいてないでしょうね。

 

 

目先の利益を優先する

あまり長期的な計画を立てることが苦手で、目先のことを解決できればそれで良いと思って生きています。

 

こうした人は自分勝手で、「自分がやらなくてもできる人がやればいい」とか「部下のあなたがやればいい」と他人に仕事をおしつけたりします。

やがてそれが自分に悪い結果で跳ね返ってくることを考えません。

 

後でどうなるかを深く考えないので、基本的に人の話をあまり聞いてません。

そして後になって「聞いてない」「メールで送ってくれれば見落としがなかったのに」と他人のせいにします。

 

さらに「今が解決できればそれでいい」と言わんばかりに言い訳ばかりします。

 

 

色々と書きましたけど、全部これに集約されるかもしれません。

 

物事の先読みができないので短期的な結果だけを求めて自分勝手になってしまいます。

 

将来のリスク回避ができないのでいつも問題先延ばしで失敗ばかり。

でも「言い訳を頑張ればなんとかなるしこれでいいや」と反省をしないし目標も持たない。

 

どこかで本気で痛い目を見ないといけないのかもしれませんね・・・。

 

 

仕事ができる人の特徴

仕事ができる人はできない人とは正反対。

 

つねにエネルギッシュでポジティブで頭を使って自分で問題解決していきます。

 

 

仕事の優先順位をつけて取り組める

仕事には緊急性の高いものもあり、後でもいいようなものもあります。

その優先順位を理解して、今取る組むべきものに一生懸命取り組むのがベストな選択です。

 

これを「自分のやりたいこと」とか「今の気分でやれること」という自分本位な基準で仕事を選んでしまうと後で苦労することになります。

 

たとえば、「今はお客さんが少ない時間だからコレができる唯一のチャンス!」なんて時に、さっきまでやっていた仕事を間違って優先してしまうと、後で忙しい時間にやらないといけなくなって大変な思いをするわけです。

 

時には今やっていることを中断して、その場の状況を見て行動を変えることも必要ですよ。

 

 

また仕事ができる人は、優先順位をつけてそれを計画を立てて実行していくのも得意です。

1日のタイムスケジュールを立てたり、1ヶ月の行動計画を立てたりもします。

 

 

大目標・小目標を自分で探せる

仕事ができる人は、常に自分で課題を課してどんな小さな事でも目標にして取り組むクセがあります。

 

たとえば「この仕事をあと10分で終わらせて3時に小休憩をとる!」ってのも目標ですし、

「今日こそは絶対に残業しないで18時ピッタリに帰るんだ!」ってのも目標ですよね。

 

そんなのは誰でもやっていますか?

そう思えることは何気ないあなたのスキルであり長所ですよ^^

何も考えずに仕事してる人も多いんですよ。

 

あとは、「契約件数100件のために今月はこれに取り組んで20件を目指す!」っていうのも目標です。

これは100件という大目標を達成する前の小目標をたてている事例ですね。

 

大きな目標を達成するために何が必要なのか、今何をするべきなのかを考えて行動します。

 

「頭でわかっていても行動がなかなかできない」

これは普通の人です。

 

仕事ができる人は、小目標もきっちり遂行していきます

 

 

毎日向上心をもって成長を心がけている

仕事にプライドを持っている人は常に自分の成長を意識して行動します。

 

昨日の自分を超えられるように少しずつでも何か新しいことを取り入れたり、少しでもスピードアップしたりと意識をしています。

 

ほんのちょっとずつの積み重ねですが、こうした日々の努力が今後の自分のためになっていくことを知っています。

 

自分にはない知識をつけようと、本をたくさん読む傾向もありますね。

 

 

積極的にすぐに行動する

「よっしゃ!やろう!」と思った時が一番モチベーションが高いのですが、あとはどんどんやる気は落ちていくものです。

それを知っている人は、やる気になった時に積極的に行動します。

 

後回しにすればするほど面倒になって「もういいや」ってなりますからね。

 

ライバルと差をつけるのにも「早くやる」ってことは大切ですよね。

周りがまだ手も付けてない中「終わりました!」って言ったらカッコイイですもんね。

 

 

そして、すぐに行動すればミスがあっても早い段階で気づくことができるので最終的に間違いが少なくなります。

 

たとえば、上司に資料の提出を求められていて、まだ期限は先だけどどうしようかなって時。

普通だったら「面倒だし後でいいや」って思いますけど、すぐに行動する人はそこでまず簡単に資料を仕上げて上司に提出してしまいます。

 

中途半端でもいいのでとりあえず提出してしまうのも仕事ができる人の特徴です。

 

すると上司から指摘が入って「ここはこう直してくれないか?」と早い段階で修正依頼が入ります。

これはネガティブに捉えれば余計な仕事が一つ増えるということなんですけど、ポジティブに捉えると「より満足度の高い仕事ができた」ということになるんです。

 

こんな人は上司からの評価も上がり、出世していきます

 

一方、期限ギリギリの人はダメダメな資料を期限当日に提出して「全部やり直し」を食らって徹夜で作業することになります…。

 

 

仕事をできるだけシンプルにしていく

仕事がなかなか終わらないのは、仕事が複雑で無駄だらけで時間がかかるからじゃないですか?

 

できるだけ無駄を排除して、求められるパフォーマンスが効率よく出せるようにする。

これが仕事を早く終わらせるためのコツです。

 

仕事ができる人はこれを自分の頭で考えて実行しています。

 

たとえば毎日の無駄な報告業務をなくしてしまったり、1日に3回行っていることを1回にできるように仕組みを考えたり、重要なことに時間をさけるように小さいことを切り捨てたり、無駄なことには全力を使わないようにしたりができます。

 

言い換えれば、「どれだけ自分が楽できるか」に頭を使っているんです。

 

全体が楽になる仕組みを考えて、それを会社に提案していく力を持っているので幹部候補として成長していきます。

 

 

日本の会社に対して無駄だと思うこと

ここでちょっと、仕事ができないやつが上司になった時に起こる出来事をひとつご紹介したいとおもいます。

 

本当にいつも思うのですが、

日本の会社でやっている会議ってほとんどが無駄じゃないですか?

 

なんであんなに大勢の人を集めて時間をたくさんかけて1人の話を聞かないといけないんでしょう?

それで大体が資料を見れば理解できる事をグダグダしゃべっているだけなんですよ?

 

全員分の交通費とか、移動時間とか、会議に出席するために他の人に自分の仕事をお願いしたりして、多大な労力・費用をかけて無駄な会議をしてるんです。

 

「おのおのでメールを見ておいてください」で済む話なのに。

たとえば30人を拘束して2時間の会議をするくらいなら、30人がそれぞれ自分の仕事をやってもらうほうがずっと生産性のある仕事ができるんですよね。

 

なんか、あれで「仕事やってます」的な自己満足をしているのが腹たちますよ。

 

会議に出た一人ひとりが自分の意見をみんなの前で出して、色んな意見がある中で方向性を見出していくなら意味があるんですけど、大抵の会議ってただ一方的な発表の場にすぎないですよね。

 

発表に対して疑問・質問があるなら、メールなり電話なりで個別でやり取りして、全員分の質問を後で文章にまとめて関係者にメールを流せばいいわけです。

どうせ会議の場で手を上げて質問する人物なんていつも同じ人で、それ以外はだんまりなんですから。

 

 

ごめんなさい。

ただの愚痴です。

 

でも私はこのような思いが本当にたっくさんあって、会社を辞めて独立しようと思ったんです。

 

 

私も昔はダメ人間だった!人は誰でも変わることができる!

こんなことを書いている私も、昔は本当に怠け者でダメ人間だったんですよ。

 

  • 資料の提出期限ギリギリまで手を付けない
  • 無駄なことばっかりしている
  • 遅くまで仕事している
  • 楽な方ばっかりにいこうとする

こんなクズ野郎でした。

 

まあ、今でも気が抜けるとダメ人間に戻りますけど。

 

でも、なんでそれを脱出して結果をあげられるようになったのかというと、

ダメな自分のままで終わりたくないと思ったからです。

 

  • このままの流れだと不甲斐ない人間で終わってしまう
  • 年をとってから後悔したくない
  • 過去は変わらないけど未来なら変えられる

 

そんな想いで毎日少しずつ成長しようと思ったんです。

 

本は結構読みました。

特に読んでて楽しかったのは、参考書・啓発書のたぐいです。

マンガとか小説とかは昔から全く読まなかった私ですが、参考書は本当に楽しく読めました。

 

なんでかというと、「自分のために読んでいるから」なんですよね。

 

「人間として成長して人生を変えたい」という目標があって読むので知識がどんどん入ってくるんです。

目標なく勉強していた学生時代とは違って、自分のために勉強するのは本当に楽しいです。

 

  • 悔しい思いをする
  • 壁にぶつかる
  • 自分の株を上げたい
  • 給料を上げたい
  • 昇進したい

いろんな動機があると思いますけど、やっぱり大きいのは「このままだとヤバイ」っていう恐怖心だと思うんですよね。

これがないと人間は成長できないと思います。

 

 

今あなたが何かの壁にぶつかっていて、自分を変えたいと思うなら、「このままの自分でいると起こりうるこの先の人生」をじっくり考えてほしいです。

 

今はギリギリなんとかなってますけど、あと10年後にはどうですか?

 

  • 同期が部長・課長になっている中、自分は平社員のまま…
  • コミュニケーションが下手くそなまま…
  • ベテラン社員のはずなのに部下にバカにされる…

 

そんな人生嫌じゃないですか?

実際に私はそんなことを考えて自分を変えると決意し、行動してきました。

 

 

人は誰でも始めはダメ人間なんです。

 

始めから強い人間なんていません。

最初はみんな楽して生きたいと願う弱い人間なんです。

 

誰でも失敗して、それを克服して強くなっていくものなんですよ。

 

 

 - ネットで使える仕事術 ,